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ポケモンの新作で蘇る1996年(当時10歳)の記憶

2022年1月28日になった瞬間から私のタイムラインはポケモンのツイートで溢れている。そう、『ポケットモンスター』シリーズ最新作『Pokemon LEGENDS アルセウス』が発売されたその瞬間から。

なんと今作はシリーズ初のアクションRPGとのこと。

ところが「シリーズ初」と言われても、いまいちピンとこないのだ。なぜなら私は、初代ポケモンしか知らない女だからである。

思い返すと、あのとき初めて“人生”を目の当たりにしたのかもしれない。

ポケモンの新作で蘇る1996年(当時10歳)の記憶

1996年 初代ポケモン発売

初代『ポケットモンスター赤・緑』が発売されたのは1996年2月のこと。85年生まれの私は当時10歳で、ゲーム屋さんの広告に大きく丸をつけながら発売を心待ちにしていた。

当時はネット環境もなく、ゲームの情報源はコロコロコミックくらいだったと記憶している。もしくは中学生や高校生の兄姉がいる友人からの口コミ情報。

現在とは比べものにならないくらい拡散力が低い情報網だったにも関わらず、初代ポケモンは発売前からすでに注目を浴びていた。

なぜなら、同じタイトルなのに「赤」「緑」という2つの選択肢があるからである。

どういうことなんだ。わからない。そもそも「ポケットモンスター」がなんなのかもわからない。当時はもちろんアニメも漫画も始まっていなかったため、ポケモンに関する情報がなにもなかった(少なくとも私は)。

10歳の私がお小遣いやお年玉で買えるゲームソフトは年間1~2本程度。赤を選ぶか緑を選ぶかで、人生が大きく変わることは容易に想像がつく。慎重に選ばなければ。そんな中で私が入手した情報はこれくらいだった。

赤と緑で出てくるモンスターが違うらしい

消去法の決断と大きな後悔

私が選んだのは緑。昔から寒色系(中でも青)が好きだったため、「赤よりは緑のほうが青に近いだろう」という消去法のような形で決めた。

のちに後悔することになるとは知らずに。

消去法とはいえ決断をするということはエネルギーを使う。早くゲームの世界に入って楽しく遊びたい。ところが私はゲーム開始早々から腰を抜かすこととなる。

オーキド博士「そこに 3びき ポケモンが いる じゃろう!」

酷だ。あまりにも。また選ばせるのか。しかも今度は3択て。

  • ほのおのポケモン ヒトカゲ
  • みずのポケモン ゼニガメ
  • しょくぶつポケモン フシギダネ

1996年当時。ネット環境はない。しかも発売日初日。この状況下で1匹のポケモンを選ぶ緊張感たるや。

私は、フシギダネを選ぶ。

なぜならポケットモンスター「緑」を買っておいて、炎や水のポケモンを選ぶのは一貫性に欠けると思ったからだ。もしくは緑を選んだ自分を正当化したかったのかもしれない。

市民権を失う「緑」勢

発売後、学校に行くとポケモンを買ったほとんどの人が「赤」を選んでいたことが発覚する。なんてことだ、私はいきなりマイノリティになってしまったのだ。

それだけではなく、「緑はだせぇ」と罵られる始末。しかしよく考えると、一理ある。

というかどう見ても緑のパッケージのフシギバナよりも、赤のパッケージのリザードンのほうが強そうでかっこいい。どうして気がつかなかったんだ。

さらに、オーキド博士からもらう最初のポケモンをフシギダネにしたことも波乱を呼ぶ。

圧倒的人気はヒトカゲで、次いでゼニガメ。フシギダネを選んだ人は私の周りにはいなかった。これにより私はポケモンヒエラルキーの最下層に位置づけられてしまう。

 

ところが、発売からしばらくすると急に緑を買う人が増え始めたのだ。

理由は、赤が人気すぎてどこも完売しているため。仕方なく緑を買う、アンチ「緑」勢が増えると私の肩身はますます狭くなった。

くっ、これが社会!!!

しかし私はポケモンヒエラルキーの最下層にいながらも夢中になってポケモンを集めた。

それから約25年後

2022年現在、新作の『Pokemon LEGENDS アルセウス』の動画を見ていると当時の臨場感が蘇る。初代ポケモンはアクションRPGではなかったけれど、私の目にはそう見えていたのかもしれない。

そして、「緑ではなく赤を買っておけばよかったな」「フシギダネではなくヒトカゲ(せめてゼニガメ)を選んでおけばよかったな」と36歳になったいまでもうっすらと思う。

決してフシギダネに愛着が湧かなかったわけではない。もちろん大切に育てた。しかし、それとこれとは別なのだ。

 

人生は決断の繰り返しである。

「後悔はない」と言える選択は美しいけれど、「やっぱりこうしておけばよかったな」と思ってしまうのも人間味があっていいのではないだろうか。

ちなみに初代ポケモンをクリアしたあとは達成感の反動?なのか、以降のシリーズは未プレイのまま。しかし今回の新作は10歳の記憶が蘇るくらいに刺さるのだ。

そして私は再び決断を迫られている。

思い出のゲーム20選

それでは最後に、印象に残っているゲームを時系列で20作品ほど紹介します。

TAO -道-
(1989年)
線路の上を歩いていくゲーム。宗教色が強く、すべての演出が怖い。トラウマになっている。
カエルの為に鐘は鳴る
(1992年)
初めてひとりでクリアしたゲーム。登場人物のひとりが『ゼルダの伝説 夢をみる島』に登場する。
ゼルダの伝説 夢をみる島
(1993年)
バグを利用してクリアしたゲーム。フックショットを使わずにバグで移動することに成功する。
クロックタワー2
(1996年)
プレステ本体を手に入れたあと初めて買ったゲーム。鍋から生首が出てきたとき、私の人格は形成された。
太陽のしっぽ
(1996年)
原始人がマンモスの骨を集めるゲーム。夜になるとどこにいても強制的に寝てしまい、最悪死ぬ。
がんばれ森川君2号
(1997年)
ロボットを育成するゲーム。なかなか意思の疎通ができず、狂気を感じるシーンが多い。
モンスターファーム
(1997年)
音楽CDなどでモンスターを召喚するゲーム。ディスクの入れ替え時は緊張感が走る。
ゼルダの伝説 時のオカリナ
(1998年)
ゼルダ初の3D。ゴロン族が私にそっくり。時オカを題材に友人と二次創作を描く。
どこでもいっしょ
(1999年)
ポケットステーションという端末に同期させて持ち歩くことができるゲーム。学校で無事没収される。
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
(2000年)
前作・時オカの続編。二次創作を一緒に描いた友人と発売日にイトーヨーカドーへ買いに行く。
ゼルダの伝説 風のタクト
(2002年)
バイト代を貯めてゲームキューブ本体と一緒に買ったゲーム。チャリで慎重に家まで運んだ。
サイレン
(2003年)
友人とコントローラーを回しながらやったゲーム。難航したショットガンの場面をクリアして褒められる。
FF7 クライシスコア
(2007年)
セフィロスのことを見直したゲーム。カンセルというキャラクターがとてもよい。
モンスターハンター2ndG
(2008年)
初めてのモンハン。このときからずっと双剣しか使えない。いつまでもポンコツハンター。
ペルソナ3ポータブル
(2009年)
4,000時間くらい?プレイしたゲーム。映画・舞台・ライブにも参戦。「キミの記憶」は名曲。
HEAVY RAIN
(2010年)
ストーリーがめちゃくちゃ重く、理不尽なゲーム。サスペンス好きならぜひやってほしい。
OUTLAST
(2014年)
大人5人で震えながらクリアしたホラーゲーム。クリーチャーの足が速すぎてただただ恐怖。
スプラトゥーン
(2015年)
WiiUで遊んだ唯一のゲーム。無心で集中できるところがよい。
あつまれ どうぶつの森
(2020年)
いろんなブロガーさんとマルチプレイしたゲーム。あつ森がなかったら2020年を乗り越えられなかったかもしれない。
Among Us
(2020年)
何回遊んでも毎回おもしろいゲーム。やっぱり私はインポスター(殺人鬼)がやりたい。

以上、特に印象に残っているゲームでした。『バイオハザード』シリーズや『サイレントヒル』シリーズなんかも好き。

さて、ポケモンの新作をポチりますか。

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ヤナマリ(柳本マリエ)
柳本マリエを略してヤナマリと呼ばれています。KADOKAWAより著書『デブからの脱却』発売中。メインブログは「ヤナマリチャンネル
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